下山の日



  夜の星空やご来光は見ての通り真っ白で残念ながら何
 も見えませんでした。いよいよ3,000mの世界と奥穂ともお
 別れの時がやってきました。

 下山1472078229777

  湿ったテントをたたんで山小屋にお礼のあいさつを済ま
 せてザイテングラードを涸沢へと下ります。

 下山1472078250619

  以前来た時よりも道が荒れてます。

  浮石が多く足首をひねったり転倒しないように慎重に下
 って行きます。

  途中、多少景色が開けてきました。

  前穂の北尾根ですね

 下山1472078272113

  遠くには常念岳や蝶ヶ岳もうっすらとあらわれてきました。

 下山1472078289239

  1時間ほどで涸沢小屋に到着

  小屋は平日ともあって閑散としてます。

 下山1472078380568

 小屋のテラスからは涸沢のテント場が一望

  夏来たのが初めてなのでこんなに緑が豊かなところだ
 ったんですね。

 下山1472078328191

  もう一つ下にある涸沢ヒュッテには10分ほどで到着

  朝ごはんまだだった。涸沢ヒュッテ名物のおでんを注文

  そんなにたくさんは食べれないので卵とちくわを

  アツアツのおでんでビール飲みてー
 
 下山1472078343246

  時間もあるので今回の山旅を振り返ったり次回どうしよ
 うなど考えながらテラスでのんびりと過ごします。

 下山1472078368314

  上高地へはここから4時間

  昼には着けるでしょうか  

 下山1472078399109

  横尾からは林道をひたすら2時間半の歩きが待ってま
 す。このだらだらしたアップダウンが脚にくるんですね

 下山1472078411759

  途中の徳澤で来ると必ずと言っていいほど食べるのが
 カレーうどん、私の中では山のカレーの中でナンバー1で
 す。

  この後、無事に上高地に到着して平湯温泉にて入浴し
 て夕方には家に到着して湿ったテントや道具を乾かして
 の後片付け、今回もいいたびになりました。

  前穂に初登頂が今回の成果かな~なんか自信がつい
 た様な気がします。今年はハイペースで山に登ってます。
 あと、2回は北アルプスへ来たいですね
1472597591062下山

  お付き合いいただきましてありがとうございました。

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穂高岳山荘


  疲れ切った最後の力をふりしぼって今日の宿泊予定の穂
 高岳山荘へ向かいました。山頂からは30分ほどの下り

 穂高岳山荘1472078115525

  赤い屋根が見えてきました。

  小屋への最後の下りは長い梯子と鎖の連続です。

  慎重に、天気が崩れないうちにっと

 穂高岳山荘1472078132371

  やった~到着~

  長かったな~朝の6時から現在14時っと8時間

  足もくたくた、まだ食べてなかったな~腹減った~

  おー12年ぶりの穂高岳山荘です。

  全く変わってませんね

  きれいな山小屋です。

  穂高のくぼんだ稜線に建つ穂高岳山荘

 穂高岳山荘1472078146264

  小屋でカレーとビールをいただきました。

  山小屋のカレーって美味しい所はほんと手作りでおいし
 いんですよ~山小屋によってはレトルトぽい小屋もありま
 すが穂高岳山荘のカレーはおいしかったです。

  食べるの夢中で写真撮り忘れてました~

  さっきの山頂であった福島の西穂からやってきたペアー
 もここで泊まるようですね。

 穂高岳山荘1472078184725

  涸沢カール、ザイテングラード様子です。

  良い景色が広がります。

  明日はこの急な斜面を下って行きます。

  山頂であった名古屋のご夫婦も下って行きました。

  涸沢でテント泊って言ってたな~

 穂高岳山荘1472078164778

  早いもん順でテントは小屋にこんなに近い所に張らせて
 いただきました。お隣さんは途中であったクライミング出身
 のお兄さん、疲れたので南岳は明日目指すと、無理して行
 く事ありませんよ山は疲れたら休めばいいんです。ゆっくり
 行きましょうね

  テント泊は4張りですね~今日も静かに寝れそうです。

 穂高岳山荘1472078203777

  夕方、あんまりお腹も減らないので小屋の中でワインとス
 ナック菓子で明日の天気予報を見ながらなぜか他の登山
 者たちと話が弾みます。今日はどこから来た明日はとこに
 行くとか、そんな中、函館からはるばる新幹線でやってきた
 という70代の女性の5人グループとお話しすることができ
 て70才を超えても3,000m級の山へ来れる体力、頭が下が
 ります。私が70才でここまで来れるかって考えるとたぶん
 無理でしょうね、私の母親と同じ年代ですね。でもそんな姿
 を見るとまだまだ私もがんばらなければと力をいただきまし
 た。

  そんなお話をしながら楽しい時間が流れていきました。

  ご来光はどうかな

  明日は下山です。

 

吊尾根を渡って奥穂高岳へ



  前穂山頂から慎重に妃美子平に下山していよいよ核心
 部の長い長い吊尾根です。晴れてるうちに奥穂へ行きた
 いですね~

 吊り尾根1472077801148

  ほとんど稜線にも出ずに切り立った断崖絶壁の細い登
 山道を通って行きます。時にはロッククライミングのように
 しかりと4点でつかんで登ったり下りたりの繰り返しスリリ
 ング満点、高所恐怖症の私でも下を見なけりゃ案外行け
 るもんですね~しかし昔来た時はこんな怖い道だったか
 な~年を12歳も取れば感覚も違ってきます。50間近さす
 がに年を感じてきましたね
  

 吊り尾根_2491
 (過去の写真を使用)

  上高地から見ると白く吊り橋のように見えるのが吊り尾
 根です。右側が前穂で左が奥穂、どちらも同じような高さ
 に見えますが100mほど左側の奥穂の方が高いんです
 ね~その右が明神岳の5峰です。

 吊り尾根1472077818322

  時々、涸沢カール側をうかがう事が出来て雲の晴れ間
 にこんなきれいな景色が毎年紅葉を見に来るのが眼下に
 見える涸沢です。二つの山小屋と数張りのテントが見えま
 す。

 吊り尾根1472077871246

  ガスと岩との白黒の世界が広がってきます。

  やっぱり3,000mの幻想的な世界 

  ここまで半袖で十分でしたが日が陰ると気温も下がりま
 す。長袖のシャツに手袋を体を冷やすと動きが鈍ります。

 吊り尾根1472077893522

  しばらく行くと単独行の登山者が休憩してます。

  こんにちわ~っと

  一緒に立ち止まって長いですねってまだ1/4残ってる
 そうです。あと30分くらいかなって東京から来たという
 ロッククライミング出身でテント泊の登山をやってみようと
 始めた30代前半のお兄さんがいました。今日のうちに大
 キレットを超えて南岳へと思っていたそうですがあまりに
 も長くてきついのでどうしようかなと悩んでるところです
 と朝、上高地から上がって来たみたいで私が前穂に上
 がってる時に追い抜いて行ったようです。

 吊り尾根1472077955385

  いよいよ山頂が見えてきました。

  長い長い吊尾根のゴール地点です。

  日本で3番目(3,190m)北アルプス最高峰の奥穂高です。

  やりました。ばんざーい(12年ぶり3回目)

  複数回も登れる山ってやっぱりいいんでしょうね。好きな山
 なんでしょうね~どれだけ辛くても懲りないんですね~

  これがまた。この時点でまた来たいかと聞かれると言葉に
 困ります。なんかオリンピックのメダリストになった気分です。

  しばらくたってから答えが見つかるんでしょう

  先着がおられるようです。

  名古屋から来たというご夫婦、涸沢でテントを張って荷
 物を置いてのぼってきたそうです。この景色を見て感動し
 1時間以上もここにいるようです。念願の奥穂高だそうで
 す。気持ちよくわかりますよ

 吊り尾根1472077980064

  山頂には祠が奉られております。

  以前来たときは木製だった気がしましたが。

  最初に登った20年前に市毛良枝さんが取材で来てたな
 ~私も嫁さんと一緒に登った事を思い出しますね。何回も
 登ってるといろんな思い出がよみがえってきます。

 吊り尾根1472078016060

  時々ガスが晴れて景色も開けてきます。

  上高地のホテルの赤い屋根がはっきりと見えます。

  あちらからも見えてるでしょうか

 吊り尾根1472078034995

  振り返って見えるとこの険しい道のり

  辛かったな~よく頑張った頑張った。

  まだまだやるじゃねーか

  自分で自分をほめてやりたいですね   
 
 吊り尾根1472078080445

  山頂でくつろいでいると西穂、ジャンダルム方面(北アル
 プスきって難所)から人の声が聞こえてきます。目を凝らし
 てよーく見てみると何やら確かに動いていますね~あんな
 断崖絶壁の所に人がいるじゃありませんか~見ているこっ
 ちがヒヤヒヤです。数十分後到着です。名古屋のご夫婦と
 拍手でお出迎え(パチパチパチ)永遠、福島からの男女の
 ペアーです。ヤッターって達成感満載の笑顔あんな所を9
 時間も来たんだから達成した喜びはちょっと違いますね~

  山頂でみんなと喜びをわかちあって今日の幕営地である
 穂高岳山荘へ向かいます。


いよいよ前穂高に向けて


  昨日の夜のテント泊、私だけでとっても静かで誰にえん
 了することなくよく眠れました。

  夜半過ぎには雨も上がって夜中トイレに行ったときは多
 少星空も出ていて天気回復見込まれそう

 北穂1472032599376

  朝食を済ませて濡れたテントをたたんで出発の準備

  濡れたテントたたむのだいぶんなれてきたようですね

  さて前穂へ向けて出発です。今日も張り切って

  前穂まで4時間の急登が続きます。

  前に来た時の記憶があまり残ってないんですね

 北穂1472032673424

  明神岳がはっきりと見えてきました。

  1峰2峰3峰4峰5峰

  こんな所を登って行く強者もいるんですね

  表側、上高地からはよく見るんですが裏から見るとこ
 んな感じ雰囲気が全然違いますね

  なんかこの道は行きかう人も少なくほんとにいい道です。
 すれ違う人は本格的な熟練の登山者ばかりです。

 北穂1472032644490

  かもしかの立場付近、森林の限界を過ぎてはい松林で岩
 がごつごつの急な登りが続きます。

  前穂はまだまだ先です。

  この重太郎新道は下りによく利用されるそうで登っている
 人の姿はほとんどありません

  登っていると女性のギャーという悲鳴と、ゴロゴロゴロと落
 石の音が(ちょっと心配です。)

 北穂1472032711320


  しばらく登って行くと20名ぐらいの下りのグループのメンバ
 ーが滑ったらしくけがもないようで一安心

  雨でぬれてるので滑りやすいので気を付けて



  後ろを振り返ると視界も開けてきて上高地も見えてます。

 北穂1472032730986

  ブロッケン現象

  太陽などの光が背後から差し込み影の側にある雲粒や
 霧粒によって光が散乱され見る人の影の周りに虹と似た
 光の輪となって現れる大気光学現象だそうです。

  光の中心のとがってるのが私の影です。

 北穂1472032760076

  妃美子平

  ここの道をつくった穂高山荘の生みの親である今田重太
 郎さんがこの道を建設中に娘さんである妃美子さんをこの
 広場で遊ばせてたのがきっかけで妃美子平という名前が
 付いたそうです。
  
  きれいでいい名前、ここにふさわしいネーミングです。

  ここまで順調な足取りです。

  こうやって安全に山に登れるのは重太郎さんの苦労があ
 ったおかげなんですね

  さてここでザックを置いて前回来たときは視界も悪く悪天
 候で登頂できなかった念願の前穂へ登ります。

  ザックが2個おいてあったので先着がいるようですね

 北穂1472032785518

  やりました~

  念願の前穂高岳です。標高3,090m思ったより急でした。

  北アルプスでは奥穂、槍が岳、涸沢岳、北穂高岳、大喰岳
 (おおばみだけ)に次いで6番目に高く日本でも11番目の
 高さを誇ります。さすが北アルプスですね天気が良かったら
 見えたんですがね

 北穂1472032804276

  登ってる途中で先着のお二人さんとすれ違ったので山頂
 は独り占めです。やっぱり山頂からの景色最高です。

  残念ながらあたりの山々は雲に隠れて見えませんでした
 が上高地の方はよく見えました。

 北穂1472032821844

  まるでアルプスの少女ハイジですね~

  山頂でのんびりしていると数名のグループが

  声をかけてみると山形から来た男子大学生の5人グルー
 プで2週間かけて北アルプスを満喫してるそうです。これか
 ら吊尾根を通って奥穂、北穂へ行くそうです。若いのでパワ
 ーが違いますね~

  大学生だからできる事ですよね~

  山じゃないこのように大学生の若者たちと話す機会なんて
 ありませんね~別に自慢話をすることなく同じ目標をもって
 るからこそ話ができるんでしょうね~10分程度の会話でし
 たがお互い旅の安全を誓い合ってお別れです。


岳沢小屋


  山登りを20数年になりますが上高地、穂高、槍周辺の
 すべての山小屋に宿泊もしくはテント泊したかと思ってま
 したが岳沢小屋にはまだ泊まったことがなかったんです。

  小屋は小さくこじんまりとして重太郎新道の重要な中継
 地点となっています。

  12年前にここを通りましたがその時の小屋は雪崩で倒
 壊し現在の小屋が建てられたそうできれいな小屋ですよ

 1472045857247穂高

  ここ岳沢小屋は上高地から徒歩で2時間ほどで日帰り
 で上高地からお弁当を持ってあそびに来られるハイカー
 もおられるそうです。子どもの脚でも日帰りは可能でしょ
 う。

 1472045879483穂高

  標高2,100mで夏でも涼しく見晴らしも良く晴れた日に
 は上高地も一望できて穂高連峰や明神岳の雄大な姿も
 見れて秋には紅葉もきれいだし良い場所ですよ、ここに
 泊まって前穂へもピストンで行ってこれますね。

  いつからおまえはこの小屋の営業マンになったんだっ
 て突っ込まれそうですね

 1472045906515穂高

  岳沢小屋は槍ヶ岳山荘の系列で支配人のSさんはもと
 もと南岳小屋の支配人をされてた頃からブログを読ませ
 ていただいており山に関しては超ベテラン、時には登山
 者に対しても厳しく規律正しいご指導もされることもしばし
 ば、遭難事故が多発するこの一帯を事故が起こらないよ
 うに日々監視されてる方です。ちなみに会ってお話したこ
 とはありませんが大ファンという事です。

  さてと写真の上の方に見えるとがった所を目指します。






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石川県金沢市内在住の40歳代のオッチャンです。スキーや登山、キャンプ、旅行などアウトドアや子供と遊ぶ事に命を懸けています。これからもお付き合いよろしくお願い致します。

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